韓国のPC房はオーバーウォッチの害悪であるとする韓国在住の方のポスト。
韓国のPC房では無料でオーバーウォッチをプレーすることができるが、これがひとつの大きな問題であり、ブリザードは仮にアカウントがハックチート行為をおこなっても、これらのアカウントをIPごとBANすることはできない。そのため、アカウントがチート行為でBANされたとしても、彼らは新たに別のアカウントを作りさえすればプレーできるので根本的な解決にならない。
PC房でプレーするアカウントはオリジナルエディション限定だったオリジンスキンが無料で手に入り、また20%の経験値ボーナスがある(おそらくはレベルアップ用のXP)。このことはオーバーウォッチのソフトを購入していたプレイヤーには事前に知らされていなかった。また、PC房ユーザー限定の大会なども頻繁に開催されているが、これらの試合にパッケージ購入者は参加することができない。
以上がこのポストのおおまかな要旨。スキンの問題とボーナスXPはまぁいいとして(スキルレートXPなら問題だが)、気になるのはハッカー問題。
韓国ではオーバーウォッチに限らずオンラインゲームはPC房で無料プレーするのが一般的で実際にソフトを購入するのは少数派らしい。ブリザードとPC房との間でどういった契約が交わされているのかは不明だが、おそらくはライセンス契約を結び、PC房経由であればユーザーは無料でプレーできるものと思われる。
無料であれば確かにハックチートでBANされたとしてもまたアカウントを作りなおせばいいだけで、金銭的なリスクは少ない。アジア鯖はハックチート行為が多いとされるその要因のひとつかもしれない。
ただし、スレを斜め読みしてみると、韓国でBattle.netアカウントを作成するには、電話番号、IPIN、KSSN(韓国の社会保障番号)といったIDが必要で、それらがアカウントに紐付けされているため、マルチアカウントの作成は不可能なはずとの指摘もある(US/EUアカウントでも無料プレー可能だったり、何かしらの抜け道があるのかもしれない)。
PC房がハックチートの温床になっているのか実際のところはこのポストだけでは分からない。スレ主の過剰反応ととれなくもないが、とりあずUVも多く反響も大きかったので無視できない話題ではあるかと思う。