“Boop”
今やソンブラの代名詞とも言えるこのセリフがコミュニティの熱いリクエストもありゲーム内でも登場することになりました。
いったい何のことか分からない人のために説明するとこの”Boop”はソンブラの短編アニメに出てきたセリフです。
ブリコンでソンブラの短編アニメが公開されるやいなや、カティヤ・ヴォルスカヤの鼻梁を押すこの僅か2秒の仕草が瞬く間にコミュニティの間で人気となりました。
ちなみにBoopてのはボタン押す時に使う擬態語です。日本語版ではピンッでしたね。”Boop”するシーンはこのアニメでも何回か出てきます。
*BOOP* pic.twitter.com/lfck24qaKs
— Overwatch (@PlayOverwatch) 2016年11月6日
昨日ソンブラのPTRパッチが配信されると早速、Boopのボイスラインかエモートを追加して欲しいという要望スレが立ち500+もの「いいね」が付きました。
http://us.battle.net/forums/en/overwatch/topic/20751545714?page=1
こういったゲームにはさしてインパクトを与えないファンの要望も決して無視しないのがブリザードのブリザードたる所以です。
「もう取り掛かってる。今あるものととりかえることになるよ。」
このリクエストに応えるべくゲームデザイナーのMicheal Chu氏からはもう既に追加の作業に取り掛かっているというレスポンスが付きました。
ファンの要望に気軽に答えるフットワークの軽さというかコミュニティとの距離の近さがブリザードの魅力でもあり、BlizzNerd(鰤ヲタ)と呼ばれるファンボーイが数多く存在する理由でもあります。
もちろんソロQ要望のように極力触れてほしくない話題については明確な返答を避けるという姿勢やソンブラARGのように空気の読めなさに不安がないわけではないですが、某開発部署に比べたらよっぽど我々の声は届いてるんだなという気にさせてくれます。
ハロウィンイベントではファンの不満を汲み取り、イベント限定アイテムをゲーム内クレジットで購入できるようにもなりました。コミュニティの不満や要望に積極的に耳を傾ける姿勢は他の大手も是非見習って欲しいですね(UBIとか、UBIとかね)。
開発陣とコミュニティの一体感を感じさせるユニークなエピソードがソンブラのパッチにはもうひとつあります。
ソンブラのスプレーですがその名も”Skycode”。どこかで見覚えのあるイメージではないでしょうか?
そうです、ソンブラのARGで一時話題になったあのスカイコードですw
エモートにも出てきますwソンブラが笑ってるようにも見えるけど・・・
結局ユーザーの思い込みでスカイコードなんていう謎は存在しなかったんだけど、開発陣もそのままにしておくには惜しいほどクオリティの高いセオリーだったんでしょうねw一歩間違えたらおちょくりともとられかねないですが、こういったユーモアを仕込んでくるのもブリザードらしいなって思います。