redditにちょっと気になるポストがありました。
この画像はあるプレイヤーがランクマッチにおいて、味方チームからチャットでメタではないヒーローのピックを変えるよう再三要請されたものの、無言でヒーロー変更を頑なに拒否したことでリポートされ、それが元でペナルティを受けた(チャットBAN)ことに対するサポートの回答です。
こんにちは、ゲームマスターのXXXXです。貴方のアカウントがチャットBANされた件についてお話します。 貴方のアカウントと貴方に対するリポートについて調べてみましたが、リポートは主に貴方がウィドウメーカーのみでプレーし、他のヒーローに変更することを断固として拒否したことに対するものであったように思います。 通常であれば、プレイヤーそれぞれが好きなヒーローを選んでプレーすることは問題ありません。しかしながら、ランクマッチにおける、コンペティティブなプレーという場では、相手チームの構成に合わせて適応し、どういった状況でどのヒーローをプレーすべきであるかを理解することはこのゲームの鍵となる要素のひとつであると我々は考えなければなりません。 一人のプレイヤーが頑なに適応を拒否するということは、大きなフラストレーションを生む原因になることがあり(わたしはあたな自身もそれにきづいていたと確信しています)、チームの他のプレイヤーの体験とゲームの楽しみにネガティブなインパクトを与えます。 言い換えれば、積極的にキャラクターを変えることを拒むのは、まるでチャットでのメンバーに対するトローリングや侮辱行為であるかのような、ネガティブな影響をチームに与えることがあるということです。 これを踏まえた上で、責任者と今回のケースについて話し合った結果、わたしはチャットペナルティを支持することにします。ペナルティはX日間でX日の正午に終了します。 もしこの件やその他の問題について質問があれば遠慮なく連絡してください。
通報された本人曰く、チャットでは無言を貫いたものの、決してハラスメントや侮辱行為に繋がる発言は行っていないとのことです。
この件に関するスレッドの反応はというと、無言厨のお前が悪い、変えるのが嫌ならちゃんとコミュニケーションを取れ、ランクマッチは遊びじゃねーぞ、といったペナルティを支持する意見がほとんです。
たしかに、オーバーウォッチのランクマッチをプレーする上でコミュニケーションは欠かせない要素なので言葉が通じる者同士であればそうするべきだとは思いますが、日本人という視点で見るとこのサポートの対応には疑問が残ります。
オーバーウォッチはとてもグローバルなゲームなので、当然チャットでは言葉の壁も生じるわけで、特に日本人がチャットでネイティブとやり合うのはハードルが高いです。国民性を考えると話したくても、話すに話せない人だっているだろうし、それでペナルティを受ける可能性があるというのはちょっと腑に落ちませんね。
オーバーウォッチでは一人のヒーローをプレーし続ける、もしくはそれしかプレーできないことをOne Trick Heroと言いますが、このブログでもアウトオブメタなワントリックヒーローでマスター以上になった人は散々紹介してきました(シンメトラ、トールビヨン含む)。ある意味そういったプレーを否定することにもなります。もちろん「何だそのふざけたピックは」と思うことはよくあるし、変えてほしいと思うことも多々あるけれど、それとペナルティは別問題ですからね。
ペナルティの対象がヒーローを頑なに変えなかったことなのか、チャットで無言を通したことに対するものなのかはっきりしないけど、このGMの対応には個人的にすごくガッカリです。ブリザード全体としての考えではないと思いたいです。