ブリザードは本日、EnVyUs、Optic Gaming、Comcast SpectacorがOverwatch Leagueのフランチャイズオーナーとして参加することを正式に発表しました。
既にブログでもお伝えしていたとおり、上記3チームのOWL参入が正式に決まりました。
発表によるとこれが初シーズン開幕に向けた最後の3チームということなので、OWL1年目のチームは既に明らかにされている9チームを含めて12チームということになります。
今回発表されたフランチャイズのうち、まずひとつ目はフィラデルフィアで、オーナーとなるComcast SpectacorはNHLのフィラデルフィア・フライヤーズを所有しています。米大手ケーブルTVネットワークのComcast傘下の同社は世界を股にかけるスポーツエンターテイメント企業です。
テキサスからは二つのフランチャイズが誕生し、そのうちのひとつはEnVyUsが本拠とするダラス。先日のリポートにもあったとおりHersh Interactive Groupの大型出資を受けてのOWL参戦となります。
最後は同じテキサスのヒューストンでLoLやCS:GOなどのロスターも所属しているOpTic Gamingがオーバーウォッチに初参戦します。CoDシーンでは”the Green Wall”としてもその名を知らているorgです。
ちなみに同じテキサス州をフランチャイズとするEnVyとOpTicはCoDシーンでは長い間ライバルとして競い合ってきた歴史があり、両者の対決はサッカーのレアル対バルサのクラシコに例え”eClasico”とも言われています。
また、フランチャイズ発表と合わせて、OWLの開幕はエキジビションとして開催されるプレシーズンが今年12月6日、シーズン1の正式な開幕は年明けの2018年1月10日になることも合わせて発表されています。開催期間は1月~6月まで、プレーオフとファイナルは7月、初年度の試合は全てロサンゼルスのBlizzard Arena Los Angelesで開催されることになります。チーム名などの詳細については今後発表される予定となっています。
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ESPNの予想では14チームということでしたが、契約がまとまらなかったのか予想より2チーム少ない12チームになりました。少し残念ですが1年目としては妥当な数ともいえますね。
OWL初シーズン参加チーム:
- Los Angeles (Immortals)
- San Francisco (NRG)
- Miami (Misfits)
- New York (Wilpon/LWB?)
- Boston (Kraft)
- Seoul (Chou/Lunatic Hai)
- Shanghai (NetEase)
- LA Team #2 (Stan Kroenke)
- London (Cloud 9)
- Philly (Comcast)
- Houston (Optic)
- Dallas (EnVyUs)
[追記]
Sources told me that if they could not get a 14th deal done, they wouldn’t lock in 13 (Wesley Edens). He’s likely to buy-in in the future.
— Jacob Wolf (@JacobNWolf) September 20, 2017
13チーム目として候補にあがっていたミルウォーキー・バックスの共同オーナーですが、初年度の14チーム制が頓挫したことで、OWLには将来的に参入すると見られています。