Rogueがコンテンダーズ・ノースアメリカの出場権をカナダのGrizzlysに売却としたとの噂が浮上しているようです。
これを報じているのはカナダ在住のesportsジャーナリストのブログですが、それによると、Grizzlysはケベックを拠点にしているMontreal Esportsのチームブランドで、そのオーナーであるMontreal EsportsはUFCを二階級制覇したMMA界最強のP4Pとも称されるジョルジュ・サンピエールが昨年12月に設立した団体だそうです。
現時点ではオーバーウォッチ部門も含めてGrizzlysには正式なロスターは存在していないようですが、数週間以内にチームロスターに関する発表があると見られています。
RogueはOWL参入が不調に終わり所属選手全員を放出した後、先月、ReKTGlobalによる買収が発表されています。昨年チームが解散した際には「シーズン2」を目指すといったコメントも出されていたので、コンテンダーズないし来季のOWL入りを目指すものと見られていましたが、来月に迫ったコンテンダーズ・ノースアメリカに向けた動きがないところを見ると、スロット売却の可能性は十分あり得る話ではないかと思います。
現行のシステムではコンテンダーズで仮に優勝したとしてもOWL入りが保証されるわけでもないので、RogueとしてはOWL入りを本気で目指すのであれば、まずはフランチャイズ獲得が最優先でロスターは後から付いてくると考えていても不思議はないですね。なので、スロット売却が事実だとしても、これでRogueがOWシーンから撤退かというとそれも現時点ではまだ分からないといったところではないかと思います。
[追記]
over.ggのリポートによるとMontreal Esportsの職員はこのニュースが事実であることを認めているようです。
また、Montreal Esportsには所属ロスターが既ににひとつ存在し、NAオープンディビジョンでプレーオフに進出していますが、このロスターとは別に、新たなロスターを結成することになるかは未定とのことです。