元LW BlueのLunaが手記の中でシーン復帰への意欲を語る

雑記

昨年8月にニューヨーク・エクセルシオールの前身となったLW Blueを突如解雇されたLunaですが、その後は一旦シーンから退くもPUBG転向を表明した後、再びOWシーンへの復帰を示唆していました2

このほど”The Player’s Lobby“で公開されたLuna自身による手記の中で当時のことを振り返りながら、改めてOWプロとして活動していく意思を明らかにしています。

手記の内容は長いのでいくらか端折ってコンパクトに編集してあります。

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去年の8月にチームからリリースを告げられたのは午前4時。それ以前に事前の通告はなく、契約を更新し新しいユニフォームを発注してから1ヶ月も経っておらず、さらに新たなチームハウスに移ってからわずか1週間の出来事だった。

当時自分は確かにスランプだったが、オーナー兼マネージャーのJi “Jidset” Young-Hoonからはどこにもいかずチームに残るように言われ、自分もその言葉を信じたが、それは間違っていた。

チームハウスから退出するよう言われた時は実家から戻ってきたばかりで、解雇を告げられたその日の午前中には荷物をまとめてチームハウスを出ることになった。

解雇された当時、APEX Season 4の選手登録期限が過ぎていたために、他のチームに加入することもできずその後の数ヶ月をふいにした。複数のAPEXチームから僕が期限前にフリーエージェントであればすぐにでも契約していたと言われた。

APEX Season 4は韓国人プロにとってOWLでプレーするために実力を示す最後の重要な大会だったが、そこに参加することすらできなかった。

チームではそれまでの1年サラリーなしで、時には自腹で試合会場まで行くこともあった。チームハウスにはまともなカーテンがないのでダンボールを貼り付けて代用した。それに堪えられたのはチームメイトとのプレーが楽しく、もうすぐ事態が好転するだろうと信じていたから。しかし、それも間違いだった。

それまでの、すべての選択が間違っていたのかもしれない。Samsung Galaxyのサポートとしてプレーしていた時は完璧な環境だったしLeague of Legendsからオーバーウォッチに転向すべきではなかったのかもしれない。また別のゲームに転向すべきだったのか?PUBGに転向すれば何かよいことが待っていただろうか?それは分からなかったし考えても意味のないことだった。

当時、自分は燃え尽きていた。その後、オーバーウォッチのコーチ就任やトライアウトのオファー、PUBGのプロチーム入りを約束するオファーもあったが、最終的には数ヶ月間シーンから身を引いてじっくりと考えることを決断した。

<略>

最近はオーバーウォッチリーグの試合をよく見ている。それは学ぶためでもあって将来はあの場所で自分もプレーしたい。NYXLの試合は複雑な思いを感じないわけにはいかない。チームメイトが活躍している姿は嬉しいが僕も人間だから妬みや悔しさも感じる。

くよくよともし~だったらと考えたくはない。そして自分に正直でいたいから、もし自分があのまま残っていたら今の彼らのようにうまくプレーしていただろうとは言えない。今回の経験は自分自身の目を覚ますよい教訓として捉え、改めてモチベーションに繋げる機会にしようと決めた。

一からやり直す心構えはできている。僕はチームを探している。過去の名声にとらわれるつもりもない。最後の公式戦からしばらく時が経っているから今自分がどの程度の実力があるのかは正確には分からないが、以前の自分よりもずっとよい選手になれると信じているし、プロシーンに戻りさえすればサポートプレイヤーとしてすぐに上達できると確信している。場所はソウルでもインチョンでも北米でもヨーロッパでもかまわない。ただプレーがしたい。

僕はオーバーウォッチに帰ってきた。フォームを取り戻すために必死に練習しているし今はチームを探している。次のチャンスを探し求めている。

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脚注:

  1. http://d3watch.xsrv.jp/?p=5973
    http://d3watch.xsrv.jp/?p=5537
  2. http://d3watch.xsrv.jp/?p=5973
    http://d3watch.xsrv.jp/?p=5537
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