ESPNのリポートによると、ブリザードはオーバーウォッチリーグ・シーズン2の新規フランチャイズとして、パリと広州の来季参入が合意に達したようです。
Sources: Paris and Guangzhou teams to join @overwatchleague as part of the league expansion heading into Season 2, @JacobWolf reports.https://t.co/1bMBUHXsXv pic.twitter.com/4hzJyy61Qz
— ESPN Esports (@ESPN_Esports) July 26, 2018
ブリザードの関係者がESPNに明らかにしたもので、欧州2チーム目となるパリはロサンゼルスを拠点とするMcCourt Global社が所有することになるそうですが、この企業はフランス・リーグアンのオリンピック・マルセイユも所有しています。同社の創設者であるFrank McCourt氏は2011年までロサンゼルス・ドジャースを所有していましたが、経営難により破産しチームを手放しています。
広州のスポットは中国の億万長者であるZhong Naixiong氏の傘下にあるNenking Groupが購入するとされていますが、中国のプロバスケットボールチームGuangzhou Long-Lionsのオーナでもあるそうです。同グループは広告、不動産、製薬、金融業を手がけ、フォーブス誌によると、Zhongオーナーの資産は10億ドル(1110~億円)にも上るとのこと。
尚、現時点で、ブリザードおよび両フランチャイズ側からこの件に関するコメントは一切ありません。
ブリザードは来シーズンから6チームの新規参入を目指しているとされ、欧州、アジアなど米国圏外からの参入が期待されています。また、シーズン2の参入費用は3000万ドルとも6000万ドルとも言われていますが、実際のコストは入札者数、プレイヤー人口、都市人口など様々な要素によって決まるとのことです。