[訂正]
文中の金額が間違っていたので訂正。
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ここれまで急成長を続けていたFortniteの収益が、ここ最近急激に減速していると、CNBCがリポートしています。
SuperDateのデータを引用するかたちでのリポートになりますが、Fortniteの6-7月の収益増加率は2%と、2-3月の71%、3-4月の32%と比較すると大きく落ち込んでいるとのこと。
それでも4-5月には1ヶ月で316億3億1600万ドルもの収益をあげ、そこから5-6月で7%増、6-7月での2%増ということなんで、成長が鈍化したとはいえ今でも桁違いの収益を上げているタイトルであることに変わりはありません。
CNBCは収益だけでなく、最近のTwitchでの視聴率もピークを過ぎたのではないかと指摘、Twinfiniteはこれまで維持してきたトップの座をDota2に譲り渡したと人気面でも勢いが落ちていることを指摘していますが2、おそらくこれはDota2のInternationalの影響が大きいのではないかと思われます。
この勢い低下の原因が何であるのかについてはCNBCもよくわかっていないらしく、一説にはバトルロイヤルのジャンル自体にユーザーが疲れてきているのではないかとの声もありますが、Fortnite BRに関してはプレイヤーのチャレンジ疲れや極端なバランス調整とバグ多発がバトルパスや課金アイテム購入意欲の減退などに繋がっているのかもしれません。
Save The World(PvEモード)を休止期間も含めるとローンチから1年以上やってきた身としては、とにかくEpicのアップデート頻度が多すぎて、かつ、雑なためにユーザーが付いて行けない。
一方でエンドコンテンツやゲームの幅を広げるアップデートは少なく、1年前から指摘されているユーザーの不満が一向に改善される気配がないどころか悪化する一方で、最近では致命的なバグが多発してユーザーに反省文を提出したり、詫び箱(ラマ)配布を繰り返したりといったあまりよくないサイクルに陥っています。
反省文の中ではv5.40ではコンテンツ追加スピードを落としてゲームの安定性により注力するともコメントしていました(これらはあくまでPvEモードでの話です)。
収益のほとんどを占める圧倒的主力のBRモードはそこまで悲惨な状況ではないと思うけど、ここ最近の開発面やバランス調整での混乱がユーザーのEpicに対する不信感を生んでいたのかもしれません。