OWL 2019チームガイド⑯:ボストン・アップライジング

雑記


BostonUprising-Soldier76_OWL

※このガイドはredditにポストされたガイドを基本に、いくつかの補足情報を付け足してまとめています。

Boston Uprising

今年のスーパーボウルを制したニューイングランド・ペイトリオッツを所有するRobert Kraft氏がオーナー。昨季、開幕前は最も評価の低いチームだったものの、序盤から好調を維持しステージ3では全勝を達成。内紛からCrustyコーチと一部の主力選手が退団したために、今季はその立て直しが急務となる。


プレジデント・オブ・ゲーミング:🇨🇦HuK

  • StarCraft2の著名なプロとして活躍した後、様々なゲームでマネージメント、コーチ、アナリスト、コメンテーターとして活動。
  • ボストンでは主に人事面でのマネージメントを担当しているが、現場に介入するタイプのGMと言われている。
  • ボストンは昨シーズンに続き今季もヘッドコーチ不在のため、彼が実質的なHCという見方もある。
  • 昨季は無名選手達をスターダムに押し上げただけに、今季もスカウトとしての彗眼に期待がかかる。
  • ボストン以前はアカデミーとしてボストン傘下に入る前のToronto EsportsでGMを務めている。

アシスタントコーチ:🇦🇺Gunba

  • 昨シーズンはLAヴァリアントでアシスタントコーチを担当。
  • 昨季のOWLでの経験はチームにとっても多くの恩恵をもたらすだろう。
  • 昨年はオーストラリア代表のコーチとしてチームをW杯本大会に導いている。
  • 現役時代はBlank Esportsのサポートとして活躍、2016、2017年にはオーストラリア代表にも選ばれている。

アシスタントコーチ:🇺🇸Shake

  • 昨シーズンに続きボストンでアシスタントコーチを担当。
  • Counter Logic GamingやComplexityのフレックスサポートとして活躍した元プロで、後者ではHarbleuと並ぶチームの看板選手。
  • ボストンでも現役時代の経験がコーチングに活かされている。

アシスタントコーチ:🇵🇫Mini

  • Shakeと同じく昨季からボストンのアシスタントコーチを務めている。
  • ボストン加入前はLuminosity Gamingでコーチングを行っている。
  • Tempo Storm時代は昨季途中で不祥事により解雇されたDreamKazperやSleepyらとプレー。

アナリスト:🇺🇸Spackle

  • 昨季アナリストを務めていたMrBleepleが学業に専念するために、代役として加入した新人アナリスト。

タンク:

🇰🇷Gamsu

– Noh Young-jin
– February 14, 1995
– South Korea

(ウィンストン/オリーサ/ラインハルト)

  • 昨シーズン、チームのメインタンクを務めた頼れるキャプテン。
  • 昨季はボストン躍進において重要な役割を占め、チームリーダーしての資質の高さを証明。
  • ウィンストンは本人の性格とは裏腹にアグレッシブ、一方でラインハルトではあまり際立った活躍は見せていない。
  • ボストンが得意とするダイブ全盛時はStrikerやNoteと素晴らしい連携を発揮。
  • 本人の性格は至って温厚で、SNSでは彼の人柄が滲み出る写真を幾つも投稿。
  • リーグでもトップクラスのタンクとして評価を受けるが、過小評価されているとの声もあり。
  • MTが3人いるチームの中で、先発の座を維持していくにはすべてのタンクヒーローで水準以上のプレーを見せる必要がある。
  • APEX S1からS3までCONBOXでプレーしたベテランで、後任はOGEが務めていた。
  • ゲームリリース間もない頃にKR鯖でラダートップを達成。
  • OW以前はLeague of Legendsのプロとして、Samsung Galaxy Blue、Team Dignitas 、Fnaticといった人気チームで活躍。
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🇨🇦Note

– Lucas Meissner
– 1998/10/16
– Canada

(Dva/ザリア/ロードホッグ)

  • 昨季開幕時は比較的無名ながらGamsuと共にリーグトップクラスのタンクラインを形成。
  • 攻守ともに優れたリーグ有数のDvaでありながら、Gamsuと同様に過小評価されているとの意見もある。
  • 昨季は開幕時の周囲の低評価がその後のモチベーションに繋がったと語る。
  • OWL入り前はToronto Esportsに所属。当時GMだったHuKやサポートのSnowと共にボストン入り。
  • 昨年はカナダ代表に選出され、ロードホッグやザリアでも高い能力を示している。
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🇰🇷Axxiom

– Park Min-seob
– South Korea

(ウィンストン/オリーサ/ラインハルト)

  • 今季からボストンに加入したメインタンク。加入前は当時アカデミーだったToronto Esportsに所属。
  • Torontoではコンテンダーズを2シーズンプレーし、チームで最も安定した選手との評価を得る。
  • Quinasの名前で活動していたNC Foxes時代にブースト行為が発覚し解雇、NAに戦いの場を移す。
  • ウィンストンのスペシャリストとして知られているが、他のMT同様にラインハルトでもプレーする。
  • 優れたタレントの持ち主ではあるものの、経験豊富でショットコールにも秀でたGamsuやラインハルトを得意とするFusionsと先発を争うには相応の力を証明しなくてはならない。

🇬🇧Fusions

– Cameron Bosworth
– 1999/3/25
– United Kingdom

(ラインハルト/ウィンストン/オリーサ)

  • 今オフにボストンがTwo-Way契約で獲得した新戦力。
  • コンテンダーズNAではBoston AcademyのMTとしてプレー。
  • British Hurricane時代はコンテンダーズEU優勝を経験。
  • UK代表として出場した昨年のW杯では、彼のラインハルトが注目を浴び、Kybとの連携で重要なプレーを幾度となく決めている。
  • ラインハルトでのプレーが注目される一方で、ウィンストンのメカニカルも優秀。
  • このままアカデミーに留まる可能性はあるものの、Gamsuのラインハルト次第ではトップチームでの出場チャンスもある。
  • 本人は名前が似ているPhiladelphia Fusionとの対戦を心待ちにしているらしい。
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DPS:

🇺🇸Blasé

– Jeffrey Tsang
– United States

(ゲンジ/ファラ/ジャンクラット)

  • ボストン加入前はGradiators LegionのDPSとしてコンテンダーズNAで2シーズンプレー。
  • ドゥームフィスト、ゲンジ、ジャンクラット、ハンゾーといったプロジェクタイルとして知られている。
  • Gradiators Legionでは傑出した存在ではなかったものの、ドゥームフィストはNAでベストのひとりとも評価されている。
  • Blasé、Colourhexともにヒットスキャンのスペシャリストとは言えないため、シーズン途中でDPSを補強する可能性もある。
  • シーズン13ではNAサーバーでラダートップ10に到達(ピーク時)。
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🇳🇿Colourhex

– Kelsey Birse
– New Zealand

(ゲンジ/ファラ/ウィドウメイカー/ブリギッテ)

  • 出場経験はないものの、Boston Academyの前身となるToronto Esportsから昇格する形でチームに加入。
  • Masterminds GCとSydney Drop Bears所属時にはコンテンダーズAUで二度のファイナルを経験。
  • コンテンダーズAU S2決勝では得意のファラでキルストリークを連発しチームの優勝に貢献。
  • ゲンジ、ファラを得意とし、ウィドウメイカーにも優れたフレックスDPSながら、ヒットスキャンについてはトップレベルで通用するかは未知数。
  • オセアニアではCustaに続き二人目、キーウィでは初となるOWリーガー。
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サポート:

🇰🇷AimGod

– Min-seok “Jeff” Kwon
– 1999/3/31
– South Korea

(ゼニヤッタ/アナ/ソンブラ/モイラ)

  • 昨シーズン途中でボストンに加入したゼニヤッタメインのフレックスサポート。
  • 当初はNekoの控えに回っていたが、その後は徐々にプレータイムを増やしている。
  • 加入後の注目度は低かったものの、攻撃的なスタイルとスタッツからファンの目を引くようになる。
  • Ardeont時代には2017年のPacific Championship優勝を経験。当時はJEFFの名前でプレーしている。
  • 当時のArdeontにはDiem、Erster、Smurf、Anamo、Michelleといった現役リーガーが所属。
  • Ardeont退団後はMeta Bellumに移籍、コンテンダーズKRでは準決勝進出に貢献。

🇩🇰Kellex

– Kristian Keller
– 1999/2/9
– Denmark

(マーシー/ルシオ)

  • 昨シーズンを通してメインサポートとしてスターターを務めている。
  • ボストン加入以前はデンマークのTeam Singularityのサポートとして活躍。
  • ボストンでは3人のメインサポートが所属する中、安定したパフォーマンスで開幕からレギュラーに定着。
  • シーズン1ではマーシーでのプレーが多かったが、ルシオを最も得意としている。
  • 昨季はメインのショットコーラーではなかったが、Ultトラッカーとしても貢献。
  • W杯本大会の経験はないが、2017年と2018年にはデンマーク代表に選出。
  • ゲームとしてのバックグラウンドはCS:GOとLeague of Legendsと語る。

🇧🇷Alemao

– Renan Moretto
– 1995/11/14
– Brazil

(ルシオ/マーシー/ゼニヤッタ/モイラ)

  • 昨年12月にブラジルのBased Tryhardsから加入したルシオメインのサポート。
  • ブースト行為が発覚しボストン入りが白紙となったFunnyAstroの代役との見方もある。
  • Based Tryhardsの前身となったBrazil Gaming HouseではコンテンダーズSAを連覇。
  • 南米ではトップティアのサポートとして知られ、ルシオと同じブラジル出身。2年連続で同国代表にも選出。
  • 純粋なブラジル人としては初のOWリーガー(Hydrationは二重国籍)。
  • ゼニヤッタやマーシーでもプレーするが、現時点では実績のあるKellexの控えが濃厚。
  • Alemaoは本名ではないが、ポルトガル語の発音はアレモンに近く、意味はドイツ人を指す。

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