ブルーポストがない週末は書くネタも少ないので、オーバーウォッチのロア(lore)について少し書きます。
次の新ヒーローと目されているSombra以外にもプレイアブルヒーローの候補は何人かいますが、今回はその中でも有力候補の一人、Doomfistについて。
オーバーウォッチのロアにおいて、Doomfistの呼称はこれまで3人の人物に使われています。
“The Savior” – Adhabu Ngumi
その継承者となった人物が
“The Scourge” – Akinjide Adeyemi
更にその後を継ぐ者・・・
“The Successor” – Unknown
彼こそがプレイアブルな新ヒーロー”Doomfist”になるのではないかと見られています。
ストーリー:
上記人物たちが装備していたDoomfistはそれぞれが非常に強力なガントレットでした。このDoomfistのうちの一つ(おそらくはAdhabuが装備していたガントレット)はウィンストンとの戦いに敗れたことで展示品となっています(Numbaniのペイロードに収納されているのも確認できる)。そして、このガントレットを奪いに来たのがテロ組織タロンの傭兵であるウィドウメーカーとリーパーで、それを阻止すべく立ちはだかるのがウィンストンとトレーサー。オーバーウォッチのファーストトレーラーで描かれていたのがこの場面です。
このDoomfistはNumbaniの統一記念日を祝う展覧会の展示品ですが、別に存在しているDoomfistは未だアクティブな状態にあり、そのガントレットを装備している人物(プレイアブルヒーローと噂される)はNumbaniにおけるオムニックと人間の平和な関係を破壊しようと画策しています。
トリビア:
- Adhabu Ngumi(初代)はスワヒリ語でDoom Fistを意味する。
- Akinjide Adeyemi(二代目)はナイジェリアでよくある名前で、Akinjideは”the return of the strong one”、Adeyemiは”the crown suits (me) well”を意味する。
- Doomfistは開発段階においては主要キャラクターになる予定はなかった。最初のトレーラーに出来てたDoomfistという名称もストーリー担当が適当に付けたものらしい。このトレーラーのあとNumbaniにおけるDoomfistの設定が用意された。そして「世代交代するキャラクター」として、同じユニバースで複数のキャラクターが同じ呼称を使う(DCコミックのフラッシュやグリーンランタンのような)設定が生まれた。開発も既にDoomfistをプレイアブルなヒーローにすることを話し合っている(過去のインタビューより)。もしDoomfistがプレイアブルヒーローになるとしたら、彼も先行者となったDoomfistの存在を知ることになる。
- それぞれのDoomfistのサイズは異なり、ガントレットは世代を追うごとにサイズも大きくなっている。Adhabuのガントレットはシンプルでナックルから前腕にかけて強化されている。Akinjideのガントレットはナックルとグローブが一体化し肘までを覆っている。更にサポート部位は肩にまで及んでいる。第三の謎のDoomfistはAkinjideのガントレットとよく似ているが、プレートが腕全体から肩を覆っている。
↓謎の三代目こと”The Successor”のシルエットによく似たヒーローも・・・?
http://overwatch.gamepedia.com/Doomfist#cite_note-MakingStory2-1
http://overwatch.wikia.com/wiki/Doomfist