今日公開されたDeveloper Updateでは深刻化するゲーム内での暴言・悪質行為などの問題についてJeffがコミュニティに自省を求めていましたが、その中のコメントをいくつか紹介します。
- トキシックなプレイヤー、暴言などのマナーの悪い行為を劇的に減らせるような魔法のパッチが登場することはない。
- 開発としては現状を改善するためにこれからも尽力し、それによる変化を今後ユーザーも目にすることになるだろう。
- 懲戒処分を受けた48万件のうち34万件がプレイヤーの通報によるもので、リポートシステムは機能している。
- 現在は実験的に通報したプレイヤーが処分された場合、部分的に通報元にメールで通知しているが、今後はゲーム内でより高い頻度で通知が受けられるようにしたい。
- ゲームを楽しみたいと思っているのは他人も同じで、プレイヤーにはそのことを忘れないでほしいと自省を促している。
- プレイヤーにポジティブな振る舞いを促すシステムを構築することも可能だが(おそらくHonor Systemのようなもの)、コミュニティ自らが素晴らしいゲーム環境を作り出すことを必要としている。
- ヒーロー、マップ、リプレイ、短編アニメなど新しいコンテンツの開発にリソースを集中したいが、現在はマナーの悪いプレイヤーに対処するために膨大なリソースを割かねばならず、思ったようなペースで開発することができないでいる。
- マナーの悪い人間のせいで、ゲームの成長、とくに開発面に大幅な遅れがでている(”The bad behavior is actually making the game progress, in terms of development, at a much slower pace.”)。
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今頃こんなこと言い出してるし…ブリザードとしてはこうやって動画で訴えないといけないとこまで問題が深刻になってるということなんだろうけど、半年どころか一年遅いっていうね。
このゲームの場合、チームワークが重要というか、チームへの依存度が高いから、ゲームが思い通りにならないと他人にその原因を求める人はどうしても出てくるわけで、空気悪くなりやすいのはもう仕方ないかなと。
ただ、それ以外にもゲームが荒れる要因てのはあるはずでその辺を改善するなり変更してかないとPlay Nice, Play Fairどころかリポート機能強化したり罰則強化だけでは限界あると思います。プレイヤーのPMAは大事ですけどね。
この人達は一回、自分たちが正しいと思い込んで築き上げてきたシステムを疑ってみたほうがいいと思うよ。マッチメイキング(GMとダイヤが混ざるなど)、ソロQなし、レート算出方法、ロールピックなし、ドラフトピックなし、懲罰マッチなし(HotSのシステム)、スコアボードなし…これ全部間違いとは言わないけども今まで散々言われてきたことだしね。シーズン1からバカのひとつ覚えみたいに改善改善とか言ってる割には一向に改善されてない気がする。