中国鯖でジェネレーターを2枠入れたビルドでGR71をクリアしたモンクがいるそうで、redditにポストされたそのビルドをDavlokさんのコメントをもとに見てみたいと思います。
http://us.battle.net/d3/en/calculator/monk#aXPdUh!Xdfb!bYaYbc
画像のヒーロースナップはクリアした本人投稿によるものなので、これで間違いないと思います。スキルセットのリンクは他人のポストなので100%正確ではない可能性もあります。
さて、このビルドの特徴でもある2つのジェネレーターですが、何故2つもプライマリを入れてるのか?以下Davlokによる推測をもとに説明。
Fists of Thunder – Static ChargeをキャストしてSCによるボーナスをモンスターに仕込む。
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Way of the Hundred Fists – Fists of FuryのDoTによりSCのボーナスがプロックする。
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FoFのDoTにはプロック係数があり、レートも75%と高い。DoTは12フレームで1tickするので1秒で5回のプロックチャンスがある。FoFのDoTはスタックさせることができるので3秒後もプロックチャンスは続きます。
* FoTとWotHFは順不同でも問題ないと思います。
基本的にDoTはファーストヒットのみプロック係数が存在するが(RoSローンチ前のPTRでそうなるように修正されたらしい)、FoFのDoTだけはtickごとにプロックする仕様が残っている模様(Davlok検証画像)。
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40ヤード以内にいるモンスターの数が多ければ、1体あたりのボーナス発生頻度もそれだけ増えるのでデンシティーの高いマップでより効果を発揮する。
Quick test indicates FoF’s DoT procs FoT:SC. That means: (75% chance to proc) x ( 5 times per second ) x ( the number of mobs afflicted by SC+FoF -1)
>↑はDavlokテストによる対象モンスター1体あたりの平均プロック回数:
例:
40ヤード以内に10体の対象モンスター
0.75 * 5 * ( 10 – 1 ) = 33.75
この例ではおおよそ1体あたりSCが平均34回プロックするので、武器ダメージ180%といえどもかなりのダメージが入るのではないかと思われます。
上記のメカニズムはあくまでもDavlokの推測によるものですべてを検証したわけではありません。また、プロセスも雷セットの2pcボーナスでスケーリングされるようですが、Davlok氏は現在出張中らしく詳しい検証はできないとのこと。
基本的なコンセプトはノンシーズンのメタでもあるQuinのジェネレータービルドがもとになっている模様。
http://www.diablofans.com/builds/57396-quin69-gr69-generator-build
ジェムはBotT、BotS、SSというジェネレータービルドのTri gems。頭のEye of the Stormは雷属性%狙い。ベルトのString of Earsは近接ダメ減。ヘルアミュのパッシブは不明だけどNDEかHarmoneyだと思います。F+RのスペンダーはDSで発動させてるようです。
GR66でこのビルドをシェイクダウンしてみたDavlokさんの動画。
EoSがないので、Raiment 4pcをRaiment2 + Inna 2に変更しています。RG戦で時間がかかっているのはNSキャラでBotSがないのと雷属性%を積んでいないためです。
ホテル滞在中に録画したらしく、2種類のBGMが被ってるので音量はミュートしてくださいとのことです(笑)
リファレンス:
https://www.reddit.com/r/Diablo/comments/3mr9zk/duo_generators_build_for_monk_surfaced_on_chinese/
https://www.reddit.com/r/Diablo3Monks/comments/3mrwq7/new_chinese_build_static_discharge_shenlong/
http://us.battle.net/d3/en/forum/topic/11882328396?page=13#248
US鯖のシーズン4で中国人(もしくは台湾人)の四人組がGR83をクリアした模様。
http://v.game.163.com/video/2015/9/I/R/VB3OND0IR.html
画像はパーティーヒーローのスナップです。馬場はハンマーとサポート、モンクがヒーラーとEPというトップメタ構成です。