MalikがTriHard問題についてコメント / 処分前後のXQCの反応

雑記

TriHardエモートで渦中の人となったMalik Forte氏からこの問題についてコメント(ツィート)がありました。

長いですけど、要約するとMalik本人はXQCがレイシストであるとも、彼が自分を攻撃したとも考えていないようで、それは本人にもDMで伝えてあるそうです。

ただし、処分を受けた後のXQCの対応については必ずしも好ましいとは思っていないようで、XQCがTriHardは差別表現ではなく、ただの敬礼(実際には”TriHard 7″7)だと言い張ったことについてはあまり快くは思っていないそうです。

Malikとしては、XQCにTriHardのスパムがTwitch全体で差別的表現として使われていることを認め、悪意はなくても誤解を招く表現をした場合はそのミスを認めて欲しいということだと思いますが、XQCが処分に対する不満をぶちまける前に、少しでも自分の置かれた状況を見つめ直してくれていれば、XQCに対してもっと敬意を感じることができたであろうとコメントしています。

また、MalikはTriHardそれ自体は差別的表現ではないものの、黒人が画面に現れるたびに、このエモがチャットにスパムされれば、それは明確に差別的表現を意味するともコメントしていました。

これはXQCがTriHardをチャットにポストした時のクリップ。

実は後で分かったんですけど、Malikはここでバスティオン戦術はグッドな戦術かそれとも敬意を欠いた戦術だったかチャットでそのTriHardエモートが終わったら教えてくれみたいなことを言ってたらしい。

ちょうどネパールでヒューストンが意表をついてバスティオンを出した後のハーフタイムのコメントですね。ただし、Malikによると、XQCはこのコメントのことは知らなかった模様。

これは処分前に例の退団を仄めかした時のディスコードチャット。これを読む限りブリザードに事情を説明するために動画を作ってミーティングをセッティングしようしたものの、その前にペナルティがもう決まっていたということではないかと思います。同様のことはOverwatchScoreにも書かれています。XQCの言い分が正しければですが、処分決定前に事情聴取といったものはなかったのかもしれません。

ブリザードから処分を言い渡すメールが届いたと思われるコメント。XQC側の言い分だけでは実際の経緯は分かりませんが、このメールは公開されることが許されなかったために、それまでの経緯をファンに証明することもできないということらしいです。

ちなみに、XQCの主張によると、今回の処分が発表される前にリーグ側は非公式にステージ2第3週のサンフランシスコ戦にXQCを起用しないようダラスに要請していたようです。結果的にXQCはプレーしてはいましたが、この主張が事実であればまた新たな火種になりそうな予感がします。まったくの出鱈目であればXQCにさらなるペナルティという可能性もあるかもしれませんしね。

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