OWL 2019チームガイド⑫:フィラデルフィア・フュージョン

雑記

PhiladelphiaFusion-Winston_OWL

※このガイドはredditにポストされたガイドを基本に、いくつかの補足情報を付け足してまとめています。

Philadelphia Fusion

昨季はレギュラーシーズン6位ながらポストシーズンに入ってからの快進撃でグランドファイナルに進出。NHLフィラデルフィア・フライヤーズなどを所有するComcast Spectacorがチームオーナー。昨年から1カ国減ったものの、今季もロスターの出身国が8カ国を超える多国籍軍団。昨季は上海相手に2試合で5マップまでもつれたことも。


ディレクター・オブ・オーバーウォッチ・オプス:🇫🇷Kirby

  • 昨季はヘッドコーチとしてムラのあるチームをまとめグランドファイナルへと導く。
  • シーズン終了後にHCの座を退き、人事面での広範な権限を有する新たな役職を与えられている。
  • OWL以前はTeam 123、Hammers Esportsでコーチングを行っている。
  • 選手としてDreamHack 2016予選に参加したこともある。

共同ヘッドコーチ:🇬🇧Hayes

  • 昨季はアシスタントコーチとしてKirbyの補佐役を務める。
  • 今季からヘッドコーチに昇格、NamedHwiコーチとの二頭体制で欧米選手らをリードする。
  • 昨年のW杯では英国代表コーチとして米国を破る番狂わせを演じる。
  • 過去にはEunited、Reunitedといったチームでもコーチを歴任。

共同ヘッドコーチ:🇰🇷NamedHwi

  • Hayesと同様に昨季のアシスタントから共同ヘッドコーチへと昇格。
  • 英語はネイティブレベルで、韓国選手らをリードするだけでなく、欧米選手とのパイプ役としても大いに助けとなる存在。
  • フィリー加入以前はLazer Kittenz、そしてCarpe在籍時のBK StarsやFaze Clanのコーチとしても知られている。
  • 以前はコーチ業と平行してキャスターとしも活動。

アナリスト:🇺🇸Beezy

  • 昨シーズンに続きフィラデルフィアでアナリストを担当。
  • これまでにSNSやMedium上に様々な分析記事をポストしていることでも知られている。
  • 昨季はチームがNYXLに勝ったらブラックキャットDvaのコスプレをするという公約通り、アリーナでコスプレを披露し場内をざわつかせる。
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シェフ:🇺🇸Heidi

  • チーム専属のシェフとしてチームメディアに度々登場するファンにもお馴染みの存在。
  • モイラに似ていることをファンにいじられる。

タンク:

🇫🇷Poko

– Gael Gouzerch
– 1996/7/21
– France

(Dva/ザリア)

  • 昨シーズンは序盤からDvaの自爆でマルチキルを積み重ねたことで”Poko Bomb”の異名を取る。
  • フィリー以前はGmaersOriginでプレー。同胞のKribyコーチの誘いを受けフィリーのトライアルを受ける。
  • 元々はザリア使いとして知られていたが、OWL入りを機にDvaでのプレーに磨きをかける。
  • 風変わりなパーソナリティも手伝ってかフィリーファンの間でも高い人気を誇る。
  • 今オフにHotbaが移籍したためバックアップ不在。昨年はフランス代表にも初選出。
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🇰🇷Sado

– Kim Su-min
– 1999/1/15
– South Korea

(ウィンストン/ラインハルト/オリーサ)

  • 昨季はブースト行為を理由に開幕から30試合の出場停止という異例のペナルティを科される。
  • ブースト業の元締めという後ろ暗い過去はあるものの、その実力は折り紙付きで、当時ウィンストンの代名詞的存在だったMiroの名にあやかり、韓国内では”Black Miro”とも呼ばれていた(要出典)。
  • ステージ4では処分が解けるや否やスターターとして抜擢され、その後もレギュラーに定着。
  • グランドファイナルでは真価を発揮できかなかったが、信頼のおけるウィンストンとしてプレーオフ進出に大きく貢献。
  • 主にHotbaがパートナーを務めていたが、プレーオフ終盤にかけてPokoともラインを形成している。
  • 業者時代のチームを除くと、フィリー以前にプロチームでの表立った活動歴はない。
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🇫🇮Fragi

– Joona Laine
– 1990/12/5
– Finland

(ウィンストン/ラインハルト/オリーサ)

  • 昨季開幕からシーズン後半にかけてチームのメインタンクを務める。
  • アグレッシブなプレースタイルで知られており、とくにノーガードでハンマーを振り回すラインハルトは彼のトレードマークにもなっている。
  • フィリー加入以前はEU最高のMTとの評価も得ていたが、実際にはフィリーが獲得に動いた唯一のチーム。
  • オフタンクのPokoとは素晴らしいケミストリーを生んだものの、Sadoの処分が解けて以降はポジションを失っている。
  • 2015年から活動しているベテランで、カルト的な人気を誇ったNinjas in Pyjamasやその後継となるTeam Giganttiで活躍。
  • 2017、2018年にフィンランド代表に選出。Dota2ではIeSF 2014の出場経験あり。
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DPS:

🇰🇷Carpe

– Lee Jae-hyeok
– 1998/10/14
– South Korea

(ウィドウメイカー/マクリー/トレーサー/ソンブラ)

  • 昨シーズンはチームの絶対的なエースとしてグランドファイナル進出の原動力となる。
  • エイム、メカニカル、ゲームセンスすべてにおいて一級品で、類稀なる才能の持ち主。
  • ピックプールは極めて広く、ウィドウメイカーやマクリーのような花形DPSのみならず、ザリアといったヒーローでも高次元のプレーを連発。
  • 普段は寡黙で冷静沈着だが、勝負どころでは”winnable”といった熱いコールでチームを鼓舞する。
  • Carpeへの依存度が高すぎるため、今季は彼の負担を減らすこともチームとしての課題。
  • 昨年は初めて韓国代表にも選出され同国のW杯三連覇に貢献。
  • BK Stars解散後に単身渡米しFazeに加入、海外移籍の先駆けとなる。
  • Selflessでは出場停止処分を受けたDafranの代役を務めたことも。
  • CS:GOやLoLもプレーするが、後者の腕前はダイヤモンド程度と語る。
  • 上海のDiemとは旧知の間柄で、二人の名前も古代ローマの格言”Carpe Diem”に由来。
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🇮🇱Eqo

– Josue/Josh Corona
– 1999/5/10
– Israel

(ゲンジ/ジャンクラット/ファラ/ハンゾー/ウィドウメイカー)

  • 昨季ステージ2で彗星の如く現れ、Shadowburnからスターターの座を奪う。
  • 得意とするゲンジは非常にアグレッシブで、相手のUltが溜まるよりも早く龍撃剣を抜くスタイルで知られている。
  • ハンゾー、ファラ、ロードホッグといったプロジェクタイルヒーロー全般を幅広くプレー。
  • コミュニケーションスキルも高く、定位置を確保できた要因のひとつとされている。
  • 昨季途中で、配信中の不適切なジェスチャーにより3試合の出場停止処分を受ける。
  • コロンビア出身で幼少期にイスラエルへと移住。15歳の頃に父親が他界。
  • イスラエル時代は貧弱なプレー環境ながらEUラダーの1、3、4位を獲得(S3)。
  • 人気配信者のKAFEEEEEEはZengaming eSportsやイスラエル代表のチームメイト。
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🇸🇪Snillo

– Simon Ekström
– 2000/3/2
– Sweden

(トレーサー/ウィドウメイカー/マクリー)

  • 昨シーズン、18歳の誕生日を迎えたステージ2でデビューを飾る。
  • アグレッシブかつ生存能力の高いトレーサーはリーグでもトップクラス。
  • トレーサーのスペシャリストとして重用されるも、ブリギッテの登場により出場機会が激減。
  • 今季はtwo-way選手として再契約。先月のコンテンダーズNAではFusion Universityで優勝を経験。
  • 育成環境に身を置いたことで、ブリギッテやマクリーといったヒーローへとピックの幅を広げつつある。
  • フィリー以前はTeam 123でも活躍、昨年はスウェーデン代表にも選ばれている。
  • ロッキーをパロった選手入場や特製の抱き枕が用意されるなどチームの愛されキャラ。
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サポート:

🇬🇧Boombox

– Isaac Charles
– 1997/4/17
– United Kingdom

(ゼニヤッタ/モイラ/マーシー/アナ)

  • OWL以前からEUを中心に卓越したフレックスサポートとして知られる。
  • 攻撃的なゼニヤッタの草分け的存在で、eUnited時代にはContenders EU S0で優勝。
  • 同様のスタイルの選手が増える中、英国代表として出場した昨年のW杯では、優れたゼニヤッタとして再評価される。
  • 英国の名門ダラム大学在学中(専攻は数学)にはStarCraft2のプレイヤーとしても活躍。
  • IGNはLonely Islandの”Boombox”という曲ににインスパイアされたもの。
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🇪🇸Neptuno

– Alberto González
– 1992/2/12
– Spein

(マーシー/ルシオ)

  • 昨季はアグレッシブでリスキーなプレースタイルからバトルマーシーとして名を馳せる。
  • Movistar Ridersではアグレッシブなルシオとして知られ、マーシーをプレーするようになったのはOWL入りしてから。
  • 同ポジションの選手とてしは比較的ピックも多彩でDPSもこなす。
  • 昨季のプレーオフでは腎臓結石や扁桃腺炎を患いながらも強行出場し勝利に貢献。
  • 2016年と2017年にスペイン代表に選出、昨年は休養を優先したため辞退。
  • オーバーウォッチ以前はLeague of LegendsやCS:GOのプロとしても活動。
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🇺🇸Elk

– Elijah Hudson Gallagher
– 1999/9/23
– United States

(ルシオ/アナ/マーシー)

  • 今オフにフィラデルフィアが2way選手として補強した唯一の新戦力。
  • 所属するFusion UniversityではコンテンダーズNA三連覇に大きく貢献。
  • 的確なショットコールとリーダーシップは周囲から非常に高い評価を得ている。
  • 統計に基づいた分析能力も高く、試合後は積極的にVODレビューを行っている。
  • ビデオゲームよりもMagic: The Gatheringやチェスといったゲームをバックグラウンドに持つ。
  • Evil Geniusesを経て、2017年にはMega Thunderの一員としてPacific Championship S2に参戦。
  • コンテンダーズNAで見せたハイレベルなルシオとアナは、トップチームの先発争いに加わるだけの十分な資質を示している。
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