[訂正] ブリザードがBot開発者を提訴

ブリザード・エンターテイメントがWoW、Diablo 3、HotSでポピュラーなBotツールの開発者を提訴したようです。

James Enrightが開発販売しているBotがWoW、D3、HotSなどのゲームでチート行為が蔓延する温床となっており、これを撲滅するために提訴に踏み切った模様。

ブリザードがBot開発者を訴えるのは過去に何度かありましたが、このほどカリフォルニア州連邦裁判所に提出された提訴内容では“HonorBuddyDemonBuddyStormBuddy” これらのBotがブリザード社の著作権を侵害しているだけでなく、正当に楽しんでいるユーザーの楽しみを奪い、ブリザード社にも経済的なダメージを与えているとしています。

「Enrightと彼らのチームが開発したBotはブリザードに大きな損害を与える要因となっており、これは今でも続いている。ブリザードのビジネスは、ゲームが楽しいものであり、プレイヤースキルをベースにバランスが保たれることに依存している。」

「EnrightがプログラミングしたBotはブリザード製ゲームの品質を損ない、正当なプレイヤーをゲームから遠ざけ、フラストレーションを生じさせている。そしてブリザードからEnrightへと利益を流している。」

「EnrightのBot販売行為の結果として、正当なプレイヤーのゲームへのモチベーションや興味を失わせ、これによりブリザードは善良な消費者を失い、数百万ドルもしくは数千万ドルもの利益を損なっている。一方でEnrightはブリザードの犠牲の上で多くの不当な利益を得ている。」

ブリザードはEnrightがBotの販売を通して数億の儲けを出しているのではないかとしており、著作権侵害による損害賠償とBotウェアの流通を差し止めるよう求めています。

一方Enright側は、販売サイトのBuddy Forum上で「Botは一切の法令に抵触していない」と主張しています。

BLIZZARD SUES BOT MAKER FOR COPYRIGHT INFRINGEMENT
https://torrentfreak.com/blizzard-sues-bot-maker-for-copyright-infringement-151111/

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