Effectが配信中に今日のロサンゼルス・ヴァリアント戦をレビューしていたのでそのまとめです(credit to TISrobin)。
尚、一部Effect本人の回顧なのか、Robinの感想なのか判別できない箇所もありますが、文脈で適当に判断してください。
[訂正]
“with our level of focusing, it is impossible for me to carry as Tracer.”
×OWLレベルのフォーカス相手ではトレーサーでキャリーすることは自分には不可能。
○ダラスレベルのフォーカスではトレーサーでキャリーすることは自分には不可能。
—————
EffectはSoonにヌンバニでペイロードをバックキャップされた(留守にした背後のポイントを相手に取られること)3瞬間に叫び出しそうになった。彼はショックからあの場所を呪いはしたが、今はもう立ち直っている。彼は起こったことには腹を立てているが二度と同じ誤ちは繰り返したくないと考えている。彼は今でも何が起こったのか正確に理解できないでいるが、あれはチーム全体が犯した大失態だった。
LAヴァリアントは全てのマップで優れたチームだった。ダラスは非常に守備的でヴァリアントの積極性に終始揺さぶられていた。
以下Effect談:
「ジャンカータウンとホライゾンコロニーが大きくもつれたことはヴァリアントが必ずしも強力なチームではないことを意味している。僕らは愚かにもヴァリアントにうまく翻弄されてしまった。イライラを感じているし、嘆かわしいことだ。僕ら個人個人は決して劣っていなかった。今日の負けは認めないといけない、でないと僕らはただのバカということだ。次の機会では、僕が実権を握る必要があり(become the boss)、チームをリードする…韓国のチームのように、チームのメンバーが真剣に可能なかぎり懸命に努力して練習できる環境や雰囲気を作りたいと考えている。」
また、Effectはダラスのタンクプレイヤーが弱点であることにも触れいている。Invenのユーザーが冗談で「ダラスは韓国人のタンクが必要だ」とコメントしたところ、彼も冗談めかして「そうだね」と答えている。さらに彼は、最近トレーサーであまりプレーしないことについて、チームはタンクラインの連携が足りないため、ダイブでプレーすることができず、他のチームのようなフォーカスを狙うことができないと真面目な調子で語っている。そのため彼はチームのメンバーに合わせて他のヒーローをプレーしている。つまり、チームには単純にチームワークが欠けている。個々のスキルは悪くない、たんにチームワークの問題ということ。また彼は「我々(ダラス)レベルのフォーカスでトレーサーでキャリーすることは僕にとっては不可能なことであり、今ウィドウメーカーでよくプレーしているのもそれが理由」と話している。
「ソウル戦に比べれば、(今日は)よい結果になるだろうと考えていた…実のところソウルはヴァリアントほどのチームではなかったということだ。」4
このコメントについては必ずしもソウルの評価が低いということではなく、あくまでも今日の試合が非常にハードでソウル戦より難しかったと感じたことをコメントしたにすぎないと思われる(robin氏)。
Effectは自身のパフォーマンスについて「重要な場面でクラッチプレーは決めたが、全体としては欠けたパフォーマンスだった」と話している。また、負けが確定した後はリーグ戦でマップポイントが重要であることは分かっていたが、既に4セット目にはチームはマップを奪うだけの強さを失っていたとも話している。
彼はチームが負けている時に「無意識」のうちにチームメイトに対していくらかトキシックになっていることを認めている。その点については批判されても仕方ないと考えている。しかし、プレイヤーとしてメンタリティーは軌道修正することがとてもむずかしい要素のように思える。ヌンバニでは二度目のC9をやらかしてしまい…一度目はジャンカータウン…彼のヌンバニでのメンタリティーは最悪で、パフォーマンスも特に悪かったと彼は考えている。あの時点で既にチームの負けは決まったようなもので、Soonのバックキャップで彼の苛立ちはピークに達した。
彼はダラスは特定のチームに対する確固たる戦術を構築する能力が欠けていると考えている。彼も練習で通常はXqcがウィンストン、coccoがラインハルトでプレーすることを認めているが、この柔軟性のなさが彼らの能力が成長する妨げになっていると話している。MickieについてはDVAでのプレーが多いが、彼のコミュニケーションはチームにとってはとても良いことであるとEffectは考えている
以下Effect:
「僕はタンクプレイヤーの代わりにコールをすることがあるが(make the call)、これは今のところうまくいっていない。XqcもMickieも僕も別々の敵を見ているからだ。そこにフォーカスは存在しない。実際にタンク陣がショットコールしてもトレーサーからはかなり離れた位置にいるためにキルを取ることができないターゲットだったりする。みんながバラバラのコールをするから、地元の市場のようにそれぞれが同時に別の商品の名前を叫んでいる状態だ。いったい僕は誰のショットコールを聞けばいいのか?明日からはより秩序立った方法でショットコールを練習するつもりだ。チームにはメインのショットコーラーがいない。僕はこのことがチームに深刻な影響を与えているように思う。」
総括するとEffectはダラス全員のプレーが悪く、それがチームワークを悪化させたと考えている。チーム内には多くの問題があり、彼らは来週に向けてその修正をはかるだろう。彼は「今日はひどくヤラれたが、このままヤラれたままでいるつもりはない。必ずカムバックしてみせる」と話している。
Effectが今日の敗戦について誰かを責めている訳ではないことは留意してもらいたい。Effectは彼自身に腹を立てていたのだと思う。この英訳が元で彼が誰かを責めたと感じてほしくないしそれは正しい解釈ではない。彼は私がこれまでに見たどのプロよりも懸命に努力する。そしてそれはどこかで必ず実を結んでいる。私はダラスが今日の敗戦から立ち直り、来週はより優れたパフォーマンスを見せてくれることを期待している。